花火大会を守る「晴れ風ACTION」に5企業が賛同 白書2026では運営の約6割が「開催費用が上がった」と回答

キリンビール株式会社は「キリンビール 晴れ風」を通じて「晴れ風ACTION」に取り組んでいます。桜や花火など、ビールとともに楽しまれてきた日本の風物詩を未来へつなぐための活動です。この夏は、取り組みに賛同した5企業が花火大会の支援活動に加わり、キリンビールと共に寄付を行いました。また、2025年に続き、花火大会が抱える課題をまとめた『晴れ風ACTION 全国花火大会白書 2026』も公開されています。

中止・縮小が相次ぐ花火大会を、企業の枠を超えて支える
長く愛されてきた日本の伝統文化である花火大会ですが、全国で中止や縮小を余儀なくされるケースが相次いでいます。背景にあるのは、物価高騰や、人員・警備体制の強化による運営費の増加、そして自治体の財政状況などです。大会は一度途絶えると毎年の資金循環が途切れてしまうため、資金面での再開が非常に難しくなります。そのため、地域・企業・行政が一体となって花火大会を守ることが求められています。
こうした状況のなかで「晴れ風ACTION」に賛同し、花火大会を守る活動への参加と寄付を行ったのは、次の5企業です(50音順)。各社のコメントから、賛同の理由と関わり方を紹介します。
- 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ:非日常の体験で人々を幸せにする結婚式と花火大会に高い親和性を感じ、賛同しました。結婚式や宴席での「晴れ風」の販売を通じて活動を支援します。
- 株式会社東急文化村:多くの人が集い、世代を超えて同じ時間や感動を共有する花火大会を、豊かな文化体験のひとつと考えています。かけがえのない文化を未来へつなぐという思いに共感し、賛同しました。
- 株式会社TryHard Japan:花火大会が近年は運営費や人手不足などの課題を抱えていることを背景に挙げています。エンターテインメントを通じて地域活性化に取り組む立場から、地域文化の継承と賑わいの創出に貢献したいと考え、賛同しました。
- 株式会社ハイデイ日高:日高屋として、食を通じて人が集い、地域に賑わいが生まれる場を提供してきました。とくに、自治体と一緒に地域全体で取り組みが進められている点に強く共感しており、外食産業から地域貢献を果たし続けていきたいとしています。
- ルートインジャパン株式会社:特別な日を演出する花火大会と、非日常の体験価値を高めるホテルとの親和性は高いと考えています。ルートインホテルズとして、全国のホテル(一部を除く)での販売を通じて活動を応援します。

白書2026が映し出す、花火大会運営の厳しい現実
『晴れ風ACTION 全国花火大会白書 2026』は、全国の花火大会運営事務局・自治体436団体を対象とした「花火大会に関する調査」の結果をまとめたものです。調査期間は2026年7月21日~7月28日で、WEBで集計されました。調査では、約6割の花火大会運営が、2025年から2026年にかけて開催費用が上がったと回答しています。費用が増えた大会の平均費用は、前年比で約2割増でした。費用増加の要因として上位に挙がったのは「警備コスト」「打ち上げコスト」「製造コスト」です。
規模の縮小も進んでいます。全436大会のうち48大会(11.0%)が「前年より規模を縮小して開催(予定)」と回答し、前年調査の32大会(7.3%)を上回りました。規模を縮小した大会では打ち上げ数を平均27.1%削減しています。限られた予算や運営環境のなかで、発数を抑えることで開催を続けている様子がうかがえます。
開催・継続にあたって直面している課題として最も多かった回答は、「予測困難な天候の急変」(49.5%)でした。これに「安全対策基準の厳格化」(27.1%)、「記録的な猛暑に伴う熱中症対策コストの急増」(26.8%)が続き、「ドローン等への対応」といった近年ならではの新たな課題も生じています。さらに、53.2%の花火大会運営が、大会の中止は地域の観光業や商業に深刻な経済的ダメージを与えると回答しました。半数を超える花火大会運営者が、花火大会を単なるイベントではなく、地域経済を支える重要な観光資源として認識していることがわかります。

「晴れ風」を選ぶことが、花火大会への寄付になる
「晴れ風ACTION」は、ビールを飲むよろこびを広げてくれた日本の風物詩に恩返しがしたいという思いから生まれました。売上の一部を活用して、失われつつある桜と花火大会の保全・継承に取り組んでいます。2024年・2025年に続き、2026年も「桜」「花火大会」をテーマに活動を展開しており、寄付金額は2026年7月末時点で累計2.5億円を突破しました。この夏には、さまざまな理由でやむなく中止となった全国の花火を夜空に打ち上げる「晴れ風ACTION 未来につなぐ希望の花火 2026」を、サザンビーチちがさき花火大会で開催しました。「キリンビール 晴れ風」を購入すると、次の金額が自動的に寄付されます。
- 350ml:1缶につき0.5円
- 500ml:1缶につき0.8円
- 中びん:1本につき0.8円
- 3Lペットボトル:1本につき4.8円
缶の裏面や中びんに印字された二次元コードなどから専用サイトにアクセスすると、1日1回0.5円分の「晴れ風コイン」が無料で付与されます。このコインを使い、応援したい自治体を選んで寄付できます(晴れ風コインでの寄付金額には上限があります)。専用サイトでは、取り組みの概要や参加自治体、寄付総額などを確認できます。晴れ風コインで寄付をした自治体に向けて、応援メッセージや思い出などを写真とともにサイト上に投稿したり、寄付したことを証明する「参加証明書」をSNSでシェアしたりすることも可能です。
「晴れ風」は今後も企業の枠を超えて支援の輪を広げ、人と人とがつながる日本の風物詩の保全・継承に貢献していくとしています。
出典:キリンビール株式会社






